CrossConcept Positioning Designer
作成: 2008年2月11日
改訂2: 2008年2月17日

目次
概要
CrossConcept Positioning Designerは、CrossConcept版のポジショニングマップ(positioning map)…のようなものです。軸そのものを検討の対象とするCrossConceptの趣旨を表すために、この作業をマッピング(mapping)ではなくデザイン(designing)と呼び、CrossConceptの冠をかぶせておくことにします。
画面上には3つのリストが表示されます。2つのリストが行列となって表を構成します。この表の各セルに、3つ目のリストの項目を対応づけていきます。
3つめのリストの項目は、1つの項目を複数のセルに対応づけることができます。1つの項目を同じセルに複数回、対応づけることもできます。「この対応は、こういう意味である。」という意味・意図を、概要に書き込みます。この意味・意図の違いを表現することができます。
使い方
起動
- 新規作成
- 「ファイル - 新規作成」を選択して、テンプレート一覧から「Yamahige」フォルダ中の「CrossConcept Positioning Designer」を選びます。ボキャブラリーコンポーネントを「CrossConcept Positioning Designer」にします。
- CrossConcept文書を開く
- CrossConcept文書を開いて、3軸を選んだ状態にしてから、ボキャブラリーコンポーネントを「CrossConcept Positioning Designer」にします。
ドラッグ&ドロップ
様々な項目がドラッグ&ドロップでリンク、移動、コピーできます。ドラッグ&ドロップにはこつがあります。CrossConceptの「ドラッグ&ドロップとコピーまたは移動」に目を通しておいてください。
項目の作成
リストのタイトル、または各項目名でENTERキーを押すと、新しい項目が作成されます。
セルの上でダブルクリックしても、新しい項目が作成されます。
その他
その他の操作は今後、記述していきます。
リリース情報
Version |
0.3.2 |
リリース日 |
2008-02-17 |
match |
- cc:CrossConcept
- ここで xmlns:cc="http://www.ne.jp/asahi/yamahige/green/CrossConcept4"
|
システム要件 |
xfy Blog Editor またはxfy Basic Edition 1.5(どちらかが必須)。 |
利用条件 |
xfy Communityの利用条件に準じます。
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インストール
ダウンロードとインストール
- CrossConcept Positioning Designerのzipアーカイブをダウンロードします: "CCPositioningDesigner-0.3.2-20080217.zip"
- 以前のリリースがインストールされている場合、「アンインストール」に従って、以前のリリースをアンインストールします。
- zipアーカイブを展開します。次のファイル(パッケージ)があることを確認します。
- CCPositioningDesigner.jar
- CCPositioningDesigner.ja.xar
- xfy Basic Editionを起動して、xfy Basic Editionの「ツール - パッケージ構成」から、それらのファイルをパッケージとしてインポートします。
- xfy Basic Editionを再起動します。
- 次のパッケージが追加されたことを確認します。下記の名前と「リリース情報」に書かれたバージョンとを確認します。
- CrossConcept Positioning Designer
- CrossConcept Positioning Designer (ja)
アンインストール
- xfy Basic Editionの「ツール - パッケージ構成」から、次のパッケージを削除します:
- CrossConcept Positioning Designer
- CrossConcept Positioning Designer (ja)
- xfy Basic Editionを再起動します。
似たようなものにポジショニングマップ(positioning map)、ポジションマップ(position map)、知覚マップ(perceptual map)、二軸(2軸)マップなどがありますね。概念マップ(concept map)は多分、別のものでしょう。
3項関係
Positioning Designerでは、3つのリストのそれぞれから1項目ずつ、計3項目相互の3項関係を、セル内のエントリーとして記述します。
これに対して、CrossConceptでは2項関係を記述します。3軸を選んでも、1つの軸を共有する形で2項関係の表が表示されるだけです。
4つの象限へ整理・集約
表を構成する軸は、それぞれ3項目、4項目と項目を増やしていくことができます。次のような使い方を想定しています:
- まずは、思いつくまま項目を書き下して、
- 最終的に、それぞれ2項目ずつ、4象限になるように項目を整理して、集約していく。
つまり、次のような局面を想定しています。
- 自分はこのように区別をしているが、いったいどのような評価軸を、自分は持っているのだろう?
- これらを区別したいが、どのような軸を持ってきたら、説得力があるだろう?