コンテナエディター Container Editor

作成: 2008年9月9日

改訂3: 2008年9月21日(日)

目次

概要

コンテナエディターは、コンテナ(div要素)の囲む・囲まれる関係や、コンテナのクラスを編集するツールです。こんなことができます。

コンテナだけでなく、パラグラフ(p要素)やリスト(ul要素、ol要素、dl要素)などのブロック要素についても、これらの操作が可能です。

コンテナは、ブロック要素をグルーピングするのに使われますが、WYSIWYG編集では、その存在が目に見えにくいです。そこで、それを補うためにコンテナエディターを作りました。

使い方

まず、「ダウンロードとインストール」に従って、コンテナエディターをインストールしてください。

コンテナエディターを使うには、ボキャブラリーコンポーネントを「コンテナエディター」に設定します。

操作

ドラッグ&ドロップによるコンテナの移動・コピー

ドラッグ中に修飾キーを押すことで移動かコピーかを選択できます。

Windows

Mac OS

移動

Shift

Command

コピー

Ctrl

Option

コピーの場合、ドラッグされたコンテナ内の要素に設定されたID属性の値は、新しい値に更新されます。

ドロップ対象のターゲット要素に対して、2通りの位置に移動・コピーすることができます。

最初の子要素に移動・コピー
左側のペインで、コンテナをドラッグして別の要素にドロップすると、その要素の最初の子要素に移動します。
弟要素に移動・コピー

ドラッグしながらポインターを重ねると、その要素の弟の位置に矢印「←――――」が表示されます。ここにドロップすると、その要素の弟要素になります。

子要素が多いターゲット要素の子要素を弟要素にするには、テクニックが必要です。

  1. ターゲット要素の上にマウスカーソルを置きます。まだ、ドロップしません。下の方に「←――――」が表示されています。
  2. ターゲット以外の要素たちのラベルを迂回してドラッグし、「←――――」にドロップします。
コンテナの複製

コンテナを複製して、元のコンテナの弟要素として挿入することができます。

3通りの複製ができます:

この要素を内容ごと複製、ただしIDは更新
コンテナを複製するときに、コンテナ内の要素に設定されたID属性の値は、新しい値に更新されます。
この要素を内容ごと複製、ただしIDは削除
コンテナを複製するときに、コンテナ内の要素に設定されたID属性の値は削除されます。
この要素の構造のみを複製
コンテナとそれに含まれる要素を複製しますが、テキスト内容とID属性は削除されます。
コンテナの生成
新規にコンテナを生成できます。選択したコンテナの最初の子要素として、または弟要素として生成することができます。
コンテナのクラスの編集
左側のペインでコンテナを選択して、右クリックして「この要素のクラスの編集」を選択します。
コンテナの削除
左側のペインでコンテナを選択して、右クリックして「この要素を削除」を選択します。
属性の削除
左側のペインで属性を選択して、右クリックして「この属性を削除」を選択します。

リリース情報

Version 0.3.2
リリース日 2008-09-21
match
xhtml:html
ここで xmlns:xhtml="http://www.w3.org/1999/xhtml"
システム要件  xfy Basic Edition 1.6
利用条件

xfy Communityの利用条件に準じます。

インストール

ダウンロードとインストール

  1. コンテナエディターのzipアーカイブをダウンロードします: "ContainerEditor-0_3_2_20080921.jar"
  2. 以前のリリースがインストールされている場合、「アンインストール」に従って、以前のリリースをアンインストールします。
  3. xfy Basic Editionの「ツール - パッケージ構成」から、このファイルをパッケージとしてインポートします。
  4. xfy Basic Editionを再起動します。
  5. 次のパッケージが追加されたことを確認します。下記の名前と「リリース情報」に書かれたバージョンとを確認します。

アンインストール

  1. xfy Basic Editionの「ツール - パッケージ構成」から、次のパッケージを削除します:
  2. xfy Basic Editionを再起動します。

ソフトウェアおよびこの文書の改訂履歴

改訂3: version 0.3.2

2008年9月21日

概要

  • コンテナを新規に生成するコマンドを追加。
  • 表示の仕方を変えられるようにした。

改訂2: この文書の改訂

2008年9月13日

概要

操作の説明を改訂。

改訂1: version 0.3.1

2008年9月13日

概要

  • xfyのストック機能をうまく利用できるように、ドラッグ&ドロップ処理を調整。
  • 移動先を、空のコンテナ(div要素)などの子要素にできるように、ドラッグ&ドロップの振る舞いを変更。
  • ドラッグ&ドロップでコピーしたときに、id属性の値が重複しないように修正した。drop-target側では、event:drop-targetイベントのaction属性の値がcopyのとき、挿入するdtf:fragment要素の内容に含まれるid属性とxml:id属性の値をfunction:generate-source-id()関数の値で更新することにした。
  • 内容付きの複製をサポート。IDは削除する、または更新する。

作成: version 0.3.0

2008年9月9日

概要

最初のリリース。